この力があるかぎり



――――およそ1分後


ふぅ…


お母さんが送ってくれた服は、少し着づらいドット柄のワンピースだった。


まあ、私のお気に入りのものだったから結構よかったけど。


「終わりました。」


私が部屋の外に向かってそう声をかけると、部屋のドアが開いた。


「それじゃあ行きましょうか!」


そう言った1人の声で私達は部屋を出た。


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