この力があるかぎり
ピーンポーン
ピーンポーン
「はーい。」
…誰だろう?
「誰ですか?」
そう言ってドアを開けると…
「誰?」
私の知らない男が立っていた…
「どうもこんにちは。私は警察の者です。あなたが佐藤 美紀さんですね?」
急に、私の名前を出された時はびっくりしたけど、ここで驚くのも変だと思い、いつも通り普通に答えた。
「はい。そうです。」
「やはりそうでしたか。…実はお話しておきたい事がございまして…」