この力があるかぎり



「実はね…」




お母さんは一瞬言うのをためらったみたいだが、すぐに話出した…




「実は…私がスーパーに買い物に行っていたら、どこからか視線を感じたの…でも振り返ってみても誰もいなくってね…それで…」




「…それで?」





「…それで急いで帰って来たんだけど、家に着くまでも視線を感じたの…まあ何者かも分からないし、何もしてこなかったから良かったんだけど…」





「…もしかしてストーカー?」





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