この力があるかぎり



そう言った後、ユナさんは計算機の手を止めた。計算ができたのだろうか…?




「…やっぱりね。」





「…?やっぱりって…?」





私がそう言うと、ユナさんは真剣な表情で言った。





「美紀さん。やはりあなたの能力は危険だわ。いま美紀さんの暴走率を計算したんだけど…念力だけで5%もあるわ…」





「え…?それって高いんですか?」





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