この力があるかぎり
「はい…」
やっぱりユナさんも同じ事を考えていたようだった。
「…まあ、とりあえずテロリストの事はあまり深く考えないで大丈夫よ。今調べているから。」
「そうですよね…ちょっと気になってしまって…」
「全然大丈夫よ。あ!そういえば能力テストの途中だったわよね?」
そう言われて、私は能力テストの途中だった事に気づく。
「あ。そういえばそうでしたね。」
「じゃあ、今日はあのテロリストの件もあって疲れたと思うから、また次回にしましょうか。時間も時間だしね。」