この力があるかぎり
部屋に入って、私は考えた。
玄関の前にいた3人は、なんだったのだろう?お母さんは気づいてなかったみたいだし…
今のところ危害は加えられていないので、たぶん大丈夫だと思うけど…
油断は禁物だ。今度会った時、危害を加えられないという保証はない。
ある程度考えた後、しばらく時間は過ぎて行き…午後9時。
もうすぐ寝る時間だと思い、ベッドに入り寝ようとした。
―――その時
ピッ
『美紀さん?起きてる?』
ルイカさんが、テレパシーで話しかけてきた。