青空の日のこと
「おはよう！」

冴草さんと話していると、担任の先生らしき人が教室に入ってきた。

「あ、花園も来てたのか！」

元気で優しそうな先生だ。

でも、少し苦手かもしれない。

先生が入ってきてから、みんな席に着いていた。

その中でわたしの目に入ったのは
1つだけ空いている席。

多分、わたしの席だ。

窓際の最後尾なんて、最高じゃないか。

その隣は、あの男の子。

わたしはとりあえずその席へと着いた。

それを確認した先生は、話を始めた。

そして、出欠を取り始めて。

「_____花園」

「は、はい...っ！」

今日のことについても話して。

教室から出て行った。

どうやら、1時間目と2時間目は文化祭の準備ならしい。


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