青空の日のこと
家の掃除も終わって、もう夕方。

晩ご飯の準備をしていたときのこと。


____ピンポーン...


何年ぶりだろうか。
インターホンが鳴ったんだ。

「ど、どうしよう......っ!」

慌てた。

インターホンが鳴るなんて、今後一切ないと思ってた。

だから、慌てた。


慌てているうちにインターホンが、
2、3...、と押す回数が増えてきて。

「だ、誰ですか...!?」

ドアを開けるしか、なかった。

そこには。

「始めまして!」

不登校している学校の制服を着た、
無邪気に笑っている1人の男の子がいた。

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