青空の日のこと
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「で、何の用ですか...?」

わたしたちは、今、リビングにいる。

テーブルには、紅茶とクッキーが。

人が来た時にお母さんがこうやって、
紅茶とクッキーを出していた。

「今日、転入してきたんだけど____」

わたしは、暖かい紅茶に口をつけながら、男の子の話に耳を傾けていた。

「____それで来たんだけど...」

男の子の話は、隣の席の人が不登校と聞いて、その人の家に来てみた。

纏めるとそんな感じ。

「俺と一緒に学校に行こうよ!」

男の子は、話の後にそう言った。

「行かない...、です」

わたしはそう返した。

行こう、と思っても足が竦む。
すごく、怖いから。


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