やっぱり好き

「ごちそうさまでした」


私は店を出るとそう言った。


洸くんに何回も自分の分は払うと言ったのに結局聞いてもらえず、洸くんに奢ってもらう形になってしまった。


「いえいえ、俺が払いたかっただけだから」


洸くんはそう言うことをさらっと言えちゃうところがカッコいい。



< 73 / 82 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop