月夜の黒猫


しばらく撫でられていると、逆隣から抱きつかれた。
結構な衝撃だ。耐え切れなくて雪のほうに倒れかけたが、雪が支えてくれた。
現在は3人がドミノ倒し的な体制になっている。





























夏「やっぱり朔夜かわいすぎー!」

『…….』

雪「おい夏夜、急に抱きつくな。朔夜がかわいそうだろ?」

『……雪、大丈夫?』



夏「おぉ!ごめんごめん!だって朔夜がかわいすぎるんだもーん。」


雪「…ったく、お前はいつも落ち着きねぇな。きぃつけろ?あと、朔夜俺は大丈夫だぞ。お前こそ大丈夫か?」

『…ん。大丈夫。』


夏「んー、わぁったよー」







こんな感じでいつも3人でじゃれあったりとまったり過ごすことが朝の日課。











































『………そろそろ行く』


夏「えーもうー?時間経つのってはえーなー」

雪「しゃーねーだろ?我慢しろ。」

夏「ぶうぶうー!わーったよー!そうだ朔夜!なんかあったらなんでも言えよ~夏夜様が叶えてやらー!」

『…ん。ありがと。』

夏「絶対だぞ~?!」

雪「はいはい。夏夜その辺にしとけー。ま、そこら辺は俺にも言えよ朔夜?」


『…ん。雪もありがと。んじゃ』



夏「おう!いつでも来いよー!待ってるからなー」

『…(コクン)』





朔夜は一つ小さく頷き理事長室をあとにした。




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