月夜の黒猫
美優Side
襲われた次の日、私は普通に学校に登校した。
私の通ってる学校は双龍学園
今年2年生になった。
学校につくと友達にあいさつして自分の席につく。
そこでフッと昨夜のことを思い出す、
美「………(月詠朔夜さん、綺麗だったなぁ…)」
月夜に照らされて映しだされた真っ黒な髪に月色の瞳…
まるで―…
美「………黒猫、」
ガラガラガラ―
そこまで考えて、私の思考を遮断するように教室の前の飛び開く音がした。
その音を辿り視線を巡らせるとそこには――…
美「…あおい、くん?」
私の従兄妹である霧島葵がいた―…
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