月夜の黒猫


美優Side




襲われた次の日、私は普通に学校に登校した。






私の通ってる学校は双龍学園

今年2年生になった。






学校につくと友達にあいさつして自分の席につく。

そこでフッと昨夜のことを思い出す、




























美「………(月詠朔夜さん、綺麗だったなぁ…)」




月夜に照らされて映しだされた真っ黒な髪に月色の瞳…



まるで―…
































美「………黒猫、」


ガラガラガラ―






そこまで考えて、私の思考を遮断するように教室の前の飛び開く音がした。


その音を辿り視線を巡らせるとそこには――…












































美「…あおい、くん?」


























































私の従兄妹である霧島葵がいた―…







































< 14 / 97 >

この作品をシェア

pagetop