月夜の黒猫
行き詰まる俺達の耳に屋上の柵越しに下を見ていた空が呟いた。
空が見ている場所はちょうど裏庭に続く道だった。
俺達は空が呟いた言葉に反応し柵に近づき見下ろした。
湊「ほんとだぁー!1人だね?」
要「裏庭なんかになんの用だろうな?」
葵「そうだね…でも、今がチャンスなんじゃない?」
空「(コクン)」
蓮「…行くぞ。」
月詠朔夜が1人でいる今が狙いめだと踏んだ俺達は屋上を後にし裏庭に向かった。
―蓮Side終了―
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