月夜の黒猫
―湊side―
唐突だけど、ボクの見た目はそこら辺の女の子よりかわいいと思う。
あ、決してナルシストとかじゃないよ〜?周りの公がi…じゃなくて女の子達が言ってたし、十何年生きてきて言われ続けてきたら自覚するよねw←
ま、それはさておき、ちやほやされる反面その分嫉妬もたくさんされるわけでさぁ~
ほら皆多感なお年頃じゃん?だから理にかなわないいちゃもんもつけられたわけよっ!マジうざいよねぇw
てな感じで今となっては少し落ち着いたんだけど性格が若干歪んじゃったって自覚は多少あるかな!
ま、こんな話は別にいいんだけど、今までの境遇からかさぁ~他人って自分のテリトリーに入れたくないんだ~何が起きるかわかんないしね(笑)
それに、得体の知れないやつって警戒しちゃうじゃん?だから、ボクの仲間にも近づいてほしくない!
つ ま り !
湊「月詠朔夜って……邪魔なんだよね(ボソッ)」
確かに何回か助けてはもらったけど、それだって顔のいいボクたち鬼龍のメンバーに取り入ろうとしたんだろうしね?
だから、ボクたちに害をなすやつには容赦しない。
はぁー、それにしても月詠朔夜って絶対ボクより強いしなぁ~
ボクだってそこら辺の奴らより強いって思ってるけど、月詠朔夜は別格だよ?動き方見てれば勝てないことは馬鹿でもわかるし。
でもだからこそ、尚更鬼龍のメンバーに悪影響になるならボクはどんなことでもする。例えそれが間違ったことでも…、
湊「ボクを受け入れてくれた仲間のためにも…!(ボソッ)」
湊「…ん~、それにしてもなんかいい案ないかなぁ~…、月詠が精神的かつ身体的に苦痛をともなうような……、
あ~!いいこと思いついた!あれが使えるかもw」
ボクはちょうど裏庭に見えた存在に目を向けたーー…
そこには小さな生き物が日向に集まっている姿があったのだ。
湊「ふふっ、覚悟しててよね?月詠朔夜…?(黒笑)」
ー湊side終了ー
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