櫻唄
「ハァハァ…」

雨と血で重くなった袴でゆっくりと歩いていると
人の姿が見える

その姿は浅葱色の羽織りを羽織っていて
それは自らの目的である新撰組の人だと分かる
しかし、話しかけるまえに意識を失った


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