櫻唄
第三曲

朝、目が覚め障子を開けると
目の前を平助くんが通る

「お、鈴ちゃんおはよ!ってやべ。急いでるんだった」
平助くんはそのまま駆けていった

私は朝稽古のことを思い出した。
近藤さんから女子にはキツイから出なくていいと言われているけど剣術のこととなると気になってしまう。

私はその好奇心から朝稽古へと向かった
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