櫻唄
「まずは、過去の話をしたほうがいいと思うので過去の話もかねて話しますね・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私が山南さんから手紙をもらって暫くして京へついた
京にくるまでに貯金はつかってしまい京に留まる資金もなくて路頭に迷いそうだった時に
私を浪士組の屯所の場所が分かるまで世話をしてくれた人がいた。
それが晋作と小五郎だった
凄く親切で優しい人たちでそれは仲良くなった
でも、彼らは攘夷志士だった。
私の探す新撰組とは敵の立場になる。
それを気付いた私は彼らの元から姿を眩ませた
でも今朝あってしまった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そのことを話すと斎藤さんはなるほどと頷いた
「他の隊士さんにはまだ話さないで下さい。芹沢さんのこともあるでしょうし」