櫻唄
「にしても、お酒飲ませるなんて信じられない」
そういうと総司が笑う

「弱くないんでしょ?どうせ」
そういわれ私は素直に頷く
実際お酒には強い方だけど任務のために酔っ払うふりをしたのは
面倒だったのだ

「で、ここで待機かな?」

私達は指定された部屋で待つと山南さんと土方さんが来る
しかし、様子がおかしかった

「山な「切腹すると芹沢さんがいった。介錯は鈴。お前に頼むと」

山南さんを呼ぶ声をかき消したのは土方さんの冷静な声だった
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