櫻唄

「山南先生・・・」

そういうと彼は全くとあきれていた
「騒がしいと思ったら・・・」

彼は二人いた浪士のうち一人を斬る
「藤堂君が奥にいますからそちらに」
そう言おうとしたとき、山南さんの肩口を斬りつけられる


「山南先生!」
私は刀を抜き浪士を初めて斬った
嫌な感触だったけどそれどころじゃなくて
山南さんを助けなきゃという意識が強かった
< 68 / 71 >

この作品をシェア

pagetop