am8:35
作戦と計画
告白することを決意したあたしは
早速葵に報告をした。
「えっ!まじ?!どういう風の吹き回し?」
「いや、色々と考えたんだけども…やっぱ辞めといたほうがいい?」
「ううん、告白しなよ♪応援してるから」
「ありがと、でもあたし振られるの同然で告白するから」
「どういう意味?」
「なんていうか、付き合うために告白するんじゃなくて、けじめをつけるために告白するみたいな…ね」
「…そう、まぁ愛美が決めたんなら良いと思うよ!」
そう言って葵はガッツポーズをしてくれた。
「葵ありがとうね!」
「いえいえ、お互い様ですから☆」
うん、葵が居てくれて良かった。
「で、どうやって告白するの?」
「そのことなんだけれども…」
あたしははっきり言って直接告白できる勇気なんてない。
ってゆうかそれ以前に、森本と2人きりになるなんてことは不可能だ、
(あいつ両性に好かれる性格だし
「やっぱ、メールかな」
「メールぅ?」
「だってそれしか無理だもん!」
「…まぁちょっとインパクトに欠けるけど、いっか」