大きな片思い…[完]
そして、拓也に一目散に聞きに行った。

「拓也、今日どうしたの?まさか、先生からの呼び出し⁉︎」

私は、ちょっと笑わせようとしていった。

けど、拓也は

「ごめん、ごめん…先生からの呼び出しとかじゃなくて、ちょっとな。」

と頭をかいていった。

「ちょっとって何⁉︎心配したんだから。」

私はいつもより大きな声でいいはった。

「まあ、そう怒るなって。沙奈には関係ないことだから。」

と真剣な顔で言っていた。

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