【更新中】キミの声、聞かせて
「別に良いけど…。でも、明日は学校だ」


今日は日曜日


「俺ら、明日は急きょ休みなんだ。大事な会議が入ったとか。だから、遠出したのもあるんだけどな」


「俺、学校だから相手出来ねーよ?それでも良いのか?」


休むわけにもいかねーし。


「大丈夫。俺と琴音はデートするから。気にしなくて良いし。放課後に合流しよう」


「俺、樹里を送らないといけない」


「樹里ちゃんも一緒で良いじゃん。それに好きなんだろ?樹里ちゃんのこと」


亮介は真剣な目をして言った


コイツには隠せないな。


俺は正直に頷くしかなかった


亮介には隠し事はしたくないから。


「やっぱりな。樹里ちゃんを見る大翔、優しい目してる。」


久しぶりに会ったのに鋭いな。
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