【更新中】キミの声、聞かせて
「信じられないのは分かる。だけど、俺が樹里を想う気持ちは生半可じゃない」


本気で樹里が好きだから


「俺は樹里を支えたい。樹里の心の寄りどころでありたい。」


樹里の居場所の一つでありたいんだ


《ありがとう。今すぐには答えなんて出ないけど…それでも良い?》


俺は力強く頷いた


《利用しちゃう。甘えちゃう。大翔にたくさん迷惑掛ける》


「それでも良いよ。樹里だから。樹里の役に立ちたい」


こんな風に思ったのは樹里が初めて


「出会ってそんなに経ってないけど好きになったんだ。樹里が良ければ傍に居させてサポートさせて」


樹里は小さく頷いた


《あたし、話せないよ?大翔は話せないあたしと居て後悔しない?》


それなりの覚悟は出来てる
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