【更新中】キミの声、聞かせて
きっと昨日のこと気にしてるんだよな


「樹里、昨日、言ったこと気にしなくて良い」


《気にするなって言われても気になるよ!!初めてだったんだもん》


「初めてだったのか?」


《こんな声の出ないあたしを“好き”って言ってくれたのは大翔が初めてだった》


俺は嬉しいけどな。


「俺が言ったこと本気だから。学校終わり次第亮介達と出掛けるんだから頑張ろう。」


樹里は小さく頷き準備を始めた


「学校終わったら一旦、荷物置きに帰って来ような」


荷物は軽くした方が良いだろうし。


「樹里、行こう。琴音達が待ってる」


すると樹里は自分から抱きついてきた


可愛すぎるんですけど。


樹里の気持ちが少しは俺にあるって期待して良いのか?
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