【更新中】キミの声、聞かせて
「樹里、琴音と一緒に買い物するか?」


俺が言うと樹里は不安そうな顔をした


「大丈夫。何かあったらメールすれば良い。耐えられなくなったら琴音を頼れ」


「そうだよ。樹里は1人じゃないからね。あたし、もっと樹里のこと知りたいし」


再び合流するということで二手に分かれた


「大翔。お前なにがしたいの?」


「ちょっと買い物」


「買い物って樹里ちゃんに?」


「そうだけと…?」


「ホントお前、変わったな」


……そうか?


自分では分かんねーや。


とりあえず、雑貨屋に入る


放課後となると学生が多いな


「何買うのさ?」


亮介の言葉を無視して俺は探し物をする


「あっ、あった。」


これが欲しかったんだ
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