【更新中】キミの声、聞かせて
「鈴とオカリナ…?」


亮介は不思議そうな顔をした


「話せない樹里にはこれが必要だ」


鈴は俺に自分が来たことを知らせるため


オカリナは緊急事態のSOSのため


「話せなかったら大変だしな」


俺は支払いをしラッピングをしてもらう


「なんでラッピング?」


「樹里を驚かせたいからに決まってるだろ?」


樹里には喜んで欲しいから。


「亮介は?琴音になにも買わないわけ?」


「なにが良いか分かんねーんだよ」


こういうことには疎いんだよな。コイツ


「ネックレスでも良いじゃんか。」


「そうか。その手があるか」


亮介は納得したようだった


「樹里ちゃんとお揃いにするか。」


亮介は楽しそうに選んでいた
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