【更新中】キミの声、聞かせて
《行っちゃったね》


「相変わらず騒がしい奴らだな」


嵐が去っていった


《でも、大翔。楽しそうだったね》


久しぶりに会えたからな。

でも、変わってなくて安心した


《あっ、樹音に可愛いヘアゴムありがとう》


「喜んでくれて良かったよ。」


どれが良いか迷ったけど


「これ、樹里にな」


俺はラッピングされた袋を渡す


《さっき、可愛いブレスレットもらったよ?》


「良いから開けてみて」


樹里は不服そうな顔をしながらも開けていた


《これ、どうして?》


「話せない樹里には必要不可欠だろ?鈴は俺の近くに居るっていう合図。オカリナは樹里の身に危険が迫ってる時に俺に知らせるように」


どうしたら樹里の役に立てるか考えた結果がこれだった。
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