【更新中】キミの声、聞かせて
「樹里が声が出るようになってからたくさん言ってもらうから」


《ごめんね。ありがとう。》


「樹里を支えたい。だから、頼ってな」


《あたしを選んでくれてありがとう》


樹里は自分から抱きついて来た


俺も返すように抱きしめた


「明日から迎えに来るから。」


《うん。ありがとう。待ってる》


「あっ、さっき渡したもの肌身離さず持っとけよ?」


樹里には必要なものだから。


《帰らなきゃだよね?》


「あぁ、そうだな」


帰りたくない


樹里を離したくない


「帰るな」


名残惜しいが樹里にキスをしてから帰宅した


もっと一緒に居たかったな


1人で帰るのは慣れてるはずなのに、樹里が居ないと寂しく感じた
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