【更新中】キミの声、聞かせて
「別れれば良いのにね」
「大翔には寧々がお似合いだよ」
「寺田さん、その内大翔に捨てられるんじゃないの?」
「話せないから捨てられるよ」
……分かってるから言わないで。
周りの女子達が言った言葉がこだまする
“話せないから利用しているだけ”
“あんた地味だよね”
“ほんとは話せるんじゃないの?”
とかは小さい頃から言われ続けた
やっぱり何処に居ても言われ続けるんだ
…はぁ…はぁ…はぁ
----苦しい、助けて…
こういう時、話せたら叫べるのに
「樹里、大丈夫か?」
異変に気付いた大翔が声を掛けてくれる
耐えられなくて大翔の制服の裾を引っ張った
こんなに苦しいのは久しぶりだ
「大翔には寧々がお似合いだよ」
「寺田さん、その内大翔に捨てられるんじゃないの?」
「話せないから捨てられるよ」
……分かってるから言わないで。
周りの女子達が言った言葉がこだまする
“話せないから利用しているだけ”
“あんた地味だよね”
“ほんとは話せるんじゃないの?”
とかは小さい頃から言われ続けた
やっぱり何処に居ても言われ続けるんだ
…はぁ…はぁ…はぁ
----苦しい、助けて…
こういう時、話せたら叫べるのに
「樹里、大丈夫か?」
異変に気付いた大翔が声を掛けてくれる
耐えられなくて大翔の制服の裾を引っ張った
こんなに苦しいのは久しぶりだ