【更新中】キミの声、聞かせて
屋上を出て誰も居ない空き教室に向かう


樹里の体中が腫れ上がってしまっている


見てるだけで痛々しい


「大翔!!」


冬華と校長がやってきた


「屋上は小牧に任せたよ。だから、連れてきた」


冬華は変わり果てた樹里を見て泣き出してしまった


「直樹には連絡したから。これからどうするか…」


「とりあえず、俺が連れて帰ります。」


「だけど、一旦病院に行った方が良い」


……そうだろうな。


「冬華、荷物持ってくれ」


「うん。分かった。実夢も一緒が良いよね」


なんて言っていると…


「校長先生、小牧先生が呼んでます」


上條が校長を呼びに来た


「あぁ。冬華、後で連絡くれ」


校長が屋上に行くのを見送り俺らも帰宅することにした
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