【更新中】キミの声、聞かせて
「今は泣け。辛かった分まで俺が受け止めるから」


いつも優しい大翔に助けられる


そんな大翔の優しさが嬉しくて思う存分泣いた


大翔は文句1つ言わないで泣かせてくれた


今までは心配掛けたくなくて泣けなかったのに…


この人の前だと弱い自分になる


「落ち着いたか?」


しばらくして大翔が声を掛けてくれた


あたしが泣いてる間、ずっと傍に居てくれて…


頭を撫でてくれた


それがまた嬉しくて、安心出来たんだ


「本当は抱きしめてあげたいけど…。それは樹里が元気になってからな」


あたしだって大翔にギュッとして欲しい


唯一、甘えられるのが大翔だけだから。


「今日はゆっくり休もうな。どうするかは明日考えれば良い」


大翔が居ることに安心して再び眠ることが出来た
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