【更新中】キミの声、聞かせて
何も話すことなく学校へ着いた


「おー!!直樹。久しぶりー!!」


相変わらずテンション高いな、冬華のお父さん


「忠彦、久しぶりだな。樹里のこと宜しく頼むよ」


春川忠彦(ハルカワタダヒコ)さん


冬華のお父さんで春川学園の校長先生


理事長は冬華のおじいちゃん


「樹里ちゃん、久しぶりだね。可愛くなって。」


あたしはボードに言いたいことを書いた


《お久しぶりです。宜しくお願いします。あたしなんて可愛くないですよ?》


お父さんと冬華のお父さんは苦笑いしていた


「編入試験、受けなくて良いから。前の学校から成績関係の書類送ってもらった。頭良いみたいだし、春川学園に通って良いよ」


なんて呆気なく言われたから力が抜けた
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