【更新中】キミの声、聞かせて
《大翔は本当に優しいです。あたしが話せなくても普通に接してくれますし。》
「大翔が優しくなったのは樹里ちゃんのおかげかもしれないな」
……あたしのおかげ?
「中学生の時は反抗期で家には帰って来なかったんだ。良く喧嘩もした」
大翔が喧嘩なんて考えられない
「高校に入って連絡しても返って来ないし電話しても話さない。でも…」
相馬先生は深呼吸をしていた
「さっき、久しぶりに顔見たら表情が軟らかくなってた。樹里ちゃんに対しては笑ってた」
確かに笑ってたかな。
「大翔って本当に素っ気なくてね。俺らが話し掛けたってムスッとしてたんだ」
大翔は最初から優しかったから分かんないや
「今、笑ってるのが不思議なくらいだよ。樹里ちゃんのおかげだ」
だと良いけどね。
「大翔が優しくなったのは樹里ちゃんのおかげかもしれないな」
……あたしのおかげ?
「中学生の時は反抗期で家には帰って来なかったんだ。良く喧嘩もした」
大翔が喧嘩なんて考えられない
「高校に入って連絡しても返って来ないし電話しても話さない。でも…」
相馬先生は深呼吸をしていた
「さっき、久しぶりに顔見たら表情が軟らかくなってた。樹里ちゃんに対しては笑ってた」
確かに笑ってたかな。
「大翔って本当に素っ気なくてね。俺らが話し掛けたってムスッとしてたんだ」
大翔は最初から優しかったから分かんないや
「今、笑ってるのが不思議なくらいだよ。樹里ちゃんのおかげだ」
だと良いけどね。