【更新中】キミの声、聞かせて

ノートの意味*大翔side

1冊のノートが

俺たちを繋げてくれる

このノートの存在は

とても大きいものだ


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親父と樹里だけにした方が良いと思い一旦、樹音を連れて家に帰ってきた


直樹さんが家の前まで送ってくれた


「ここがお兄ちゃんのお家?」


「そうだよ」


仕事が忙しい直樹さんに変わって樹音の面倒を見ることになった


「りんごジュースとオレンジジュースどっちが好きか?」


「オレンジジュースが飲みたい」


俺はコップにオレンジジュースを注ぐ


姉貴が冷蔵庫に入れてたジュースが役に立つ日が来るとは…


「はい、どうぞ」


「お兄ちゃん、ありがとう」


樹音の笑顔は樹里に似てるな


なんだか癒される。
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