【更新中】キミの声、聞かせて
----トントン


「どうぞ」


親父の声がして中に入る


「大翔くん、樹音の面倒見てくれてありがとう」


「いいえ。楽しかったです」


とりあえず、背負っていた樹音を降ろす


「樹里、大丈夫か?」


《まだ、痛い》


「無理はするなよ」


樹里は頷いた


「樹里、今日は1人で大丈夫?」


《うん。1日くらいは耐えられる。相馬先生のおかげ》


親父、何したんだ?


「じゃあ、今日は大翔の家に泊まろう」


「はっ?七瀬のとこじゃねーの?」


「七瀬には“大翔の家に泊まる”って言ってあるから。」


1人でゆっくり出来るって思ったのに。


「分かったよ。買い物付き合え。」


冷蔵庫に何も入ってない


《大翔、また来てくれる?》


樹里の頼みは断れなくて頷いた自分がいた
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