【更新中】キミの声、聞かせて
あっ、冬華みっけ


----チリンチリン


話せない代わりに忠彦さんに渡された鈴を鳴らして来たことを知らせる


「えっ、あっ…。樹里なのー?」


あたしの存在に気付き近寄って来て一目散に抱きついて来た


「会いたかった。」


会うの本当に久しぶりだもんね


「ちょっと片付けるから待ってて」


冬華は素早く片付けてあたしのところに戻って来た


「樹里、可愛くなった」


そんなことないと首を振る


冬華の方が可愛い


お人形さんみたい


学校でもモテるんだろうな。


「ゆっくり出来る場所に行こう」


冬華はあたしの手を引き何処かへ向かった


「ここ、あたしのお気に入りの場所」


冬華が連れてきたのはお花がたくさん咲いた場所
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