【更新中】キミの声、聞かせて
「樹里、おはよう」


----ビクッ


集中していたみたいで驚かせてしまった


《大翔、おはよ》


樹里はニコッと微笑んでくれた


「樹里ちゃん、調子はどうだい?」


《相馬先生、おはようございます。体調はぼちぼちです》


顔の腫れも引いてる気がする


「顔色もだいぶ良いみたいだね。」


《でも、熱があります》


「熱があるのに起きてて大丈夫なのか?」


俺は荷物を置きながら聞いた


《ちょっとくらい起きてても大丈夫だよ。大翔は心配性だね》


「そうそう。コイツは案外、心配性だよ」


親父まで樹里の味方か。


《あっ、大翔…これ》


樹里は紙袋を差し出した


《恥ずかしいから後で見て》


ちょっと覗いてみたらノートだった
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