【更新中】キミの声、聞かせて
「書き終えたか」


《はい。いっぱい書いたから読むのに時間が掛かるかも》


「そのくらいは大丈夫だよ」


親父と樹里の会話の内容についていけない


「大翔、それ落とすなよ?大事なものだからな」


「分かってる」


「そのノートには意味がある。その意味は読んだら分かると思うよ」


……ノートに意味?


《ちゃんと最後まで読んでね?分かるから》


樹里に言われたら読むしかねーな


「ちゃんと読むよ。樹里、飲み物は?」


《コーヒー飲みたいけど、お茶で良い》


「分かった。親父は?」


「俺?ブラック」


聞くだけ聞いて売店に向かう


「あっ、大翔。」


向かう途中、誰かに声を掛けられた


それは冬華と上條だった
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