【更新中】キミの声、聞かせて
あたしは手を合わせてから食べ始める
……うん、美味しい
話せない代わりに頷いて美味しいことを知らせる
「樹里ちゃんが笑顔で頷いてくれたなら喜んでくれたのね」
七絵さんは嬉しそう
大翔も久しぶりの家族団らんで楽しそうだ
いつもは1人だもんね
たまには家族で居たいんじゃないかな?
あたしは話せないから聞いてるだけだったけど、大翔の家族は温かかった
《食器、あたしが洗います》
「いいの。樹里ちゃんはお客様なんだからゆっくり休んでなさい」
“此処は大翔に洗わせるから”とあたしの分の食器も片付けてくれた
「大翔、樹里ちゃん借りるわね」
「すぐに返せよ。母さん、話し出すと長いから」
七絵さんに言われた大翔は不機嫌そうだ
……うん、美味しい
話せない代わりに頷いて美味しいことを知らせる
「樹里ちゃんが笑顔で頷いてくれたなら喜んでくれたのね」
七絵さんは嬉しそう
大翔も久しぶりの家族団らんで楽しそうだ
いつもは1人だもんね
たまには家族で居たいんじゃないかな?
あたしは話せないから聞いてるだけだったけど、大翔の家族は温かかった
《食器、あたしが洗います》
「いいの。樹里ちゃんはお客様なんだからゆっくり休んでなさい」
“此処は大翔に洗わせるから”とあたしの分の食器も片付けてくれた
「大翔、樹里ちゃん借りるわね」
「すぐに返せよ。母さん、話し出すと長いから」
七絵さんに言われた大翔は不機嫌そうだ