【更新中】キミの声、聞かせて
「不思議だろ?」


俺は素直に頷いた


「付き合い出していろいろ災難が続いて…。そんな時、双子の妊娠が分かったんだ」


だから、こんなに大きな子ども達が居るんだな


「俺も悩んだよ。“花歩に何が出来るだろう”って。だから、大翔の気持ちも分かる」


この人に相談して良かったと思った


「大翔に出来ることをやると良いよ。甘やかしたって良い。だけど、ダメだと思ったら怒ることも必要」


花菜に怒ったのは奏哉さんの愛情なんだ


「なんだかありがとうございます。」


「役に立てたか分からないけどな」


この人に話して良かった


「大翔ー!!探したぞ」


亮介の存在忘れてた


「友達か?」


「中学までの同級生です。高校は別ですが」


奏哉さんに気付いた亮介は会釈した
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