【更新中】キミの声、聞かせて
《お父さんに許可もらったから夜は大翔のお家に行くね》


話によると直樹さんは出張、祖父母は旅行、樹音は月に1度の学童保育のお泊まりらしい


だから、樹里は1人なんだな


《夜、たくさん構って。大翔が良いって言うならたくさん甘えるからね》


それだけ書いた樹里は微笑みボードを机の上に置いた


俺は樹里を抱きしめる


「本当はこのまま連れて帰りたい。離れたくない。だけど、姉貴に怒られるから。いっぱい甘やかしてやる」


樹里が俺を必要としてくれてるように、俺も樹里が必要だ


こんなに1人の女にハマったのは初めてで…


離れたくないし離したくない


《大翔、行っておいで》


「じゃあ、後でな」


樹里に見送られ勝真と遊びに出掛けた
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