【更新中】キミの声、聞かせて
きっと疲れたんだろうな。


あの、テンション高い姉貴と居ると疲れるか。


まだ、体調が万全じゃないのに連れまわしたよな


俺は樹里を抱きかかえてベッドに寝かせる


全く、可愛い寝顔しやがって…。


無防備すぎるんだよ、コイツ。


樹里に布団を掛けてテーブルの周りを見渡すとノートが一冊乗っていた


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いつもありがと。

大好き

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開いてみるとその2行だけ


だけど樹里らしい


「話せるようになったらたくさん話そうな」


樹里の頭を撫でながらそう呟いた


樹里の隣に寝転がり俺も眠りに就いた
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