【更新中】キミの声、聞かせて
カメラがないと楽しみがない


あたしにはカメラが相棒だから


「今度、ゆっくり樹里ちゃんの撮った写真見せてね」


それだけ告げると晴人さんは一旦、厨房へと戻った


「美味しいな」


大翔の問い掛けに笑顔で頷くあたし


何処にでもあるシンプルなものだけど、何処か懐かしい味がした


どれも美味しくて完食


デザートを持ってきた晴人は完食してるあたし達を見て喜んでいた


「アイス持ってきたよ」


チョコとバニラの2色アイス


端っこに生クリームものっていた


「あっ、大翔。今日のお代はいらないから」


「……えっ?」


「こんな可愛い子連れてきてくれたしな。今日はサービス」


“また、遊びに来てくれよ”と笑顔で言ってくれた晴人さんにあたしも笑顔で返した
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