【更新中】キミの声、聞かせて
大翔は泊まる準備をしていた


お父さんも急に突発的なこと、言うよね。


でも、嬉しい


さっきの出来事があって1人で居ることがイヤだった


大翔に傍に居て欲しい、って思ってたから良かった


「準備終わった」


その言葉を聞きあたしはゆっくり起き上がる


大翔はベッドに座りあたしを後ろから抱きしめてくれた


「俺が樹里を此処に連れて来たのは理由がある」


真剣且つ優しい声が耳元で響く


「樹里のことだから1人にすると泣いてただろ?だから怖い思いするのは分かってたけど、連れてきた」


大翔はしっかりとあたしのことを考えてくれている


「まぁ、俺が樹里と一緒に居たいって言うのもあったけど…」


あたしだって1人は怖いから大翔と一緒に居たい
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