【更新中】キミの声、聞かせて
「樹音、おんぶしてやるから来い」


樹里に背を向け樹音を背負う


「樹音も大翔くんのこと気に入ってるんだね」


「うん!!」


樹音は元気良く返事をしていた


「直樹の用事が終わるまで待っておこう。ゆっくりしておいで」


ばあちゃんに言われて時間を潰すことになった


「樹里、公園行くか?気分転換になるだろ?」


お腹空かしに散歩するのも悪くないな


「お兄ちゃん、出かけるの?」


「樹音も一緒に公園行こう」


「やったぁ!!いく!!」


喜ぶ樹音を見て微笑む樹里


お姉ちゃんの顔してる。


「樹音、落ちないように掴まってろよ?樹里はこれな」


俺は樹里の手を握った。


恋人繋ぎってヤツ


顔を真っ赤にする樹里を愛おしく思えた
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