【更新中】キミの声、聞かせて
「あっ、お帰り。樹音、寝たんだな」


直樹さんが俺達に気付き出迎えてくれた


規則正しい寝息が聞こえると思ったら寝てたんだな


あれだけ走り回ると眠たくもなるか。


「樹音はあたしが連れて行くからご飯食べな」


眠っている樹音をばあちゃんに預け俺達も飯を食べる


この家の庭、広いな


縁側に座り黙々と食べる


「樹里、食べねーの?」


チラッと見ると樹里の箸の動きが止まっていた


ピーマンとにらめっこしていた


「もしかして、ピーマン嫌いなの?」


俺の問い掛けに素直に頷く樹里


「まだ、樹里のピーマン嫌いは治ってなかったのね」


ということは小さい頃からピーマンが嫌いってわけか。


可愛いとこあるじゃん。
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