【更新中】キミの声、聞かせて
「酒よりお茶が好き。只でさえ話せない樹里に酔っ払ってしまったら迷惑掛けるからな」


直樹さんなりに考えているんだ


他愛のない話をしながらじいちゃん達との時間を楽しんだ


樹里の家族は優しいから好きだな。


「樹里、大翔くん。2人の時間を邪魔したみたいでごめんな」


《謝らないで。樹音だって寂しいのは分かってるから。》


樹里は直樹さんの言ってる意味が分かったらしくペンをそう走らせていた


「でも、樹里。樹音に大翔くんを取られただろ?」


確かに…樹里の相手、出来なかったな


「樹音も大事だけど、樹里ももう少し甘えて良いんだよ?大翔くんは樹里が信頼している人なんだろ?」


直樹さんの問い掛けに頷く樹里


確かに、もう少し甘えても良いと思う
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