【更新中】キミの声、聞かせて
「あっ、俺手伝わなきゃいけなかった」


確か、準備担当だったっけ。


「じゃあ、大翔。後でな」


勝真は足早に去っていった


時間あるしその辺で潰すか。


俺は校内の中心にある大きな桜の木が見える高台のベンチに座った


此処は俺のお気に入りの場所


今年も綺麗に咲いてんな


すると桜の木の下にあるベンチに人影が見えた


その子はカメラを持って写真を撮っていた



撮っては確認している彼女


笑ったり首を捻ったり…


そんな彼女が可愛くて見入ってしまった


「あっ、いたいたぁー!!探したんだよ?」


あっ、冬華だ…。


冬華を見たその女の子は渋い顔をした後、笑顔になった


とりあえず、近くまで言ってみるか


気になった冬華の近くに向かった
< 4 / 606 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop