【更新中】キミの声、聞かせて
----翌日


眩しい日差しに気づき目が覚める


隣を見ると気持ち良さそうに眠る樹里の姿


起こさないように起き上がる


気持ち良さそうに眠ってる樹里を起こすのはかわいそうだ


とりあえず、天気も良いし洗濯物を干してしまおう


樹里の分を合わせ2人分を手際よく干す


洗濯物を干し終えた時、背中が暖かくなった気がした


「樹里、起きたのか?」


俺が聞くと頷くだけで離れようとはしない


そんな樹里を抱き抱えてソファーに座る


「おはよ。もう少し寝てて良かったのに…」


《さびしい》


と口パクで話す樹里


「怖い夢でも見たか?」


樹里が離れようとしない時は怖い夢を見たりする時だ


いつもはすぐに離れるのに今日は離れない
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