【更新中】キミの声、聞かせて
《前の学校に、冬華と同じくらい信頼出来る子がいたの》
「樹里のこと、理解してくれてたのか?」
俺の問い掛けに頷いた
《声が出ないこと、分かって接してくれた優しい人なの。でもね、何も言わずに転校して来ちゃった》
「どうして…?」
普通なら言うはずなのに…
《あたしのこと忘れて普通の生活して欲しかった。だから、アドレス変えて連絡を取れないようにしたの》
「だけど、奏哉さんも知ってる樹里の担任を通してその子から手紙が来たんだな」
《そういうこと。会いたいけど、会うのが怖い》
樹里って一歩踏み出すのに時間が掛かるもんな
じゃあ、俺に出来ることは…?
「樹里、俺には何が出来る?」
《大翔が傍に居てくれるだけで安心する》
樹里を観察しながら考えよう
「樹里のこと、理解してくれてたのか?」
俺の問い掛けに頷いた
《声が出ないこと、分かって接してくれた優しい人なの。でもね、何も言わずに転校して来ちゃった》
「どうして…?」
普通なら言うはずなのに…
《あたしのこと忘れて普通の生活して欲しかった。だから、アドレス変えて連絡を取れないようにしたの》
「だけど、奏哉さんも知ってる樹里の担任を通してその子から手紙が来たんだな」
《そういうこと。会いたいけど、会うのが怖い》
樹里って一歩踏み出すのに時間が掛かるもんな
じゃあ、俺に出来ることは…?
「樹里、俺には何が出来る?」
《大翔が傍に居てくれるだけで安心する》
樹里を観察しながら考えよう